カルトナージュ教室

爽快、切れ味!


カルトナージュはカルトン(厚紙またはグレー台紙)を切るところから始まります。

 厚紙を切るというのは骨の折れる作業です。

フランス製の白くて軽いカルトンは比較的切りやすいのですが、日本製のグレー台紙は数枚の紙を接着して厚みを出しているので大変です。

基本的には大型のカッターで切ります。
私のカッターはもちろん関西が誇るOLFA製です。
しっかりと刃を固定できるネジロック式、握る部分には滑り止め。

リミテッドNLという製品。よく見かける黄色と黒のデザインと違って、シルバーと黒ですっきりとしたデザインが気に入っています。同じものを使っている方よくお見かけします。

教室で取り違えないようにタッセルをつけていましたが邪魔になって外しました。今は短いリボンを結んでいます。

カッターの刃というのは意外に速いスピードでダメになっていきます。鋭角だった刃先も一つの作品ができるころには擦り減って鈍角になっています。1枚の刃をポキポキと折って、6回も7回も使えるのですからOLFAさんに感謝して、よい状態で使いましょう。
刃の欠けたカッターは時に肘を痛めます。

カッターの刃は、刃の種類によって切れ味が違います。

OLFAの場合、基本の黄色いケースの白刃と、黒いケースの黒刃があります。
万能タイプの白刃と、切れ味重視の黒刃。耐久性とコストパフォーマンスから白刃を使っています。

細工用に刃の角度が鋭い細工カッターというのも持っていますが、残念ながら出番はほとんどありません。

カッターで切るのが面倒になって、半年ほど前にディスクカッターを買いました。こちらはCARL事務器のDC-F5300という製品。まっすぐ切るのはカッターより正確で速いのですが、これはこれで肘が痛くなります。力の入れ具合が悪いのかしらん?